【智弁学園-岐阜城北】延長十一回表智弁学園無死一、二塁、中道のバントが相手エラーとなり、勝ち越し=阪神甲子園球場で2024年8月7日、渡部直樹撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は7日に開幕し、1回戦第3試合の岐阜城北―智弁学園(奈良)が午後9時36分に終了した。夏の甲子園では試合時間が確認できる第35回大会(1953年)以降、最も遅い終了時間は第103回大会(2021年)の小松大谷(石川)―高川学園(山口)戦の午後9時40分終了で、それに迫る熱戦だった。

 この日の第3試合は午後6時52分に始まったが、九回を終えて3―3となり、今大会初のタイブレークに突入した。熱中症対策のため、試合開始時間を午前と夕方に分ける「2部制」が今大会から導入され、第3試合はナイター開催となっていた。

 試合は智弁学園が9―6で岐阜城北を降した。【皆川真仁】

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