第106回全国高校野球選手権大会は第1日の7日、阪神甲子園球場で1回戦があり、2年連続4回目出場の英明（香川）が9年ぶり4回目出場で、史上8校目の春夏連覇を狙う健大高崎（群馬）に0―1で敗れた。英明・香川純平監督の試合後の主なコメントは次の通り。
英明・香川純平監督
あと一歩だった。春の優勝校相手に、ひるむことなく自分たちの力を出し切ってくれた。選手たちを褒めてあげたい。（走塁を使うなど）力の差を何とか埋めてやりたいと試行錯誤したが、まだまだ高い壁だった。
（四、六回には生還のチャンスを生かせず）しのいでしのいでワンチャンスをものにしようとしたが……。あと一本出ればというところで（健大高崎の2番手）石垣（元気）くんにいいピッチングをされてしまった。分かってはいたが、さすがだった。ピンチになれば出てくるとは思っていたが、（出番が）想定よりも早かった。流れ的に先制しておきたかった。
（石垣投手の速い直球に対して）速い球の対策はしてきたが、ここぞの球がいい。コースいっぱいの。ただこちらが力を出し切った結果なので相手をたたえたい。
（先発の清家準投手については）粘り強く丁寧に投げてくれた。（この夏を通して）エースとして頑張ってくれた。「最後はこの子で」と勝負できたのも、彼の成長があったからこその選択。全力で投げた結果なので全く落ち込む必要はないし、よく投げたと褒めたい。
このチームは昨秋の県大会ベスト8からのスタート。弱かったチームでもここまでやれるんだ、成長できるんだと見せられたことに自信を持ってほしい。
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