パリオリンピック、レスリングの文田健一郎が悲願の金メダル獲得です。

 東京オリンピックでは悔しい銀メダルに終わった文田。

 序盤から前に出ると…相手が消極的だとして警告を受け、文田に有利な姿勢から試合が再開します。粘る相手を返して3点を先取します。

 第2ピリオドでは今度は文田に警告。体の柔軟性を生かしてこの場面をしのぎます。そして、残り10秒。

 東京の悔しさから3年、支えてくれた家族の前で世界の頂点に立った文田。グレコローマンの金メダルは日本勢40年ぶりの快挙です。

悲願の金メダル 文田健一郎
「今まで取ってきたどのメダルよりも重くて、すごく長い時間をかけてこのメダルを目指したので、その時間とかそこで感じたことが今、この首にかかっている」

 そして、女子68キロ級の尾崎野乃香は、3位決定戦で東京オリンピック銀メダリストを相手に臆することなく攻め続け、勝利。

 初出場で見事銅メダルを獲得しました。

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