男子グレコローマン60キロ級準決勝 キルギス選手(上)を投げる文田健一郎=パリ(共同)

 【パリ共同】パリ五輪第11日の5日、レスリングの男子グレコローマンスタイル60キロ級で前回東京五輪銀メダルの文田健一郎(28)=ミキハウス=が準決勝に勝って銀メダル以上を確定させ、グレコローマンで日本勢40年ぶりの金メダルへあと1勝とした。  女子68キロ級の尾崎野乃香(21)=慶大=は準々決勝で競り負け、敗者復活戦に回った。  陸上で男子3000メートル障害の予選は、昨年の世界選手権6位の三浦龍司(22)=SUBARU=が2組4着で決勝へ進出。同200メートル予選で鵜沢飛羽(21)=筑波大=が6組3着に入って準決勝へ進んだ。  アーティスティックスイミング(AS)で2大会ぶりのメダルを狙う日本はチーム・テクニカルルーティン(TR)で3位。卓球団体の男子で前回銅の日本は1回戦でオーストラリアに勝ち、女子に続いて準々決勝に進んだ。  障害馬術個人予選でハーゼ柴山崇(44)は上位30人に入り、決勝に進出した。  文田健一郎の話 パリは2017年に世界選手権で初優勝した特別な場所。もう一度決勝に行けたのは、絶対に金メダルを取れよ、とレスリングの神様に言われているのかなと思う。やっぱり文田は強いなと言ってもらえるように、あと1試合頑張る。  三浦龍司の話 予定通りのレース運びになった。予選にしてはかなりレベルが高かったので、いい感覚で走れた。(決勝は)最高のパフォーマンスをして、いけるところまでいきたい。  鵜沢飛羽の話 こういう雰囲気の中でしっかり自分の走りができるか、勝負強さが試されていたと思う。最後は周りを見る余裕があった。決勝進出と、日本記録を更新できるように頑張りたい。


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