神奈川県相模原市は、パリ・オリンピックのスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋(ここ)選手(14)=市立小山中3年=の功績を市民に広く周知することなどを目的とした庁内の横断組織を設置する。「夢COCOプロジェクトチーム」と名付けられ、報告会の開催や、吉沢選手の栄誉をたたえる表彰などを検討する。
本村賢太郎市長が5日の定例記者会見で明らかにした。報告会は今月中旬に市内のホールで開催する予定。表彰について本村市長は「条例の改正を視野に入れて、市民栄誉表彰のような新しい制度を作り、吉沢選手に第1号としてお渡しできれば」と述べた。
本村市長は、五輪開催前に吉沢選手から「私が金メダルを取ったら、室内練習場を造ってほしい」と要望されたことを明らかにした。室内でスケートボードが練習できる環境の整備などについても、同チームが検討する。本村市長は「クラウドファンディング実施など、いろいろ考え方がある。柔軟に考えていきたい」と話した。【佐藤浩】
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