パリオリンピックで、性別問題で論争が起きているボクシング女子の2人の選手が、それぞれメダルを確定させました。

IOC(国際オリンピック委員会)は、出場に問題はないとの見解を示しています。

ボクシング女子66kg級のアルジェリアのエイマヌン・ハリフ選手と、57kg級の台湾の林郁婷選手は、2023年の世界選手権で「男性ホルモンのテストステロン値が高い」として失格となっていて、一部からオリンピック出場を批判する声が上がっています。

これを受け、IOCのバッハ会長は3日に会見し、「女性として生まれ育った人を女性と呼べないのでしょうか」と述べ、SNSなどを念頭に「ヘイトスピーチ」をやめるよう呼びかけました。

アルジェリア エイマヌン・ハリフ選手:
私は女性であり、これからも苦難に挑戦する女性であり続けると全世界に向かって言います。

両選手は、3日と4日にそれぞれ準々決勝で勝利し、銅メダル以上を確定させています。

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