競泳混合400メートルメドレーリレー決勝で8位となった池江璃花子=ラデファンス・アリーナで2024年8月3日、和田大典撮影

 パリ・オリンピック第9日は3日、競泳混合400メートルメドレーリレー決勝が行われ、日本は8位だった。出場した4選手の主な談話は次の通り。

松山陸選手

 やっぱり予選とは違う雰囲気があって、思うようなタイムは出せなかった。また4年後にしっかりと戦えるような力をつけないといけないんだなっていうふうに思いました。世界のトップの選手には歯が立たなかったので、まだまだオリンピックで戦うには力不足。もっともっと毎日しっかり練習しないといけないんだなっていう風に思ったので、帰国して監督ともう1回、一から頑張って取り組んでいきたい。

谷口卓選手

 足しか引っ張っていないんで、いや本当、何しに来たんだろうって感じですね。このオリンピックのために、選考が終わってからもずっとトレーニングしてきたんですけど、自分でもちょっとびっくりするくらい遅くて。ああ、もう言葉にできないですね。はい。

 <今後について>

 つなげたいですけど、はい。そんなすぐ4年後とは言えないですけど、こんなタイムで。1回リセットして、じっくりと反省会をしたいと思います。

平井瑞希選手

 この4人で入場から最後まで一緒にできることがとても楽しかったです。(自身は)少しベストよりも遅いですし、午前中の女子のメドレーリレーよりも落ちてしまったので自分の結果としては悔しいですけど、次に向けてもう1度挑戦できればなと思います。(4日の女子)メドレーリレーでは、順位もタイムもみんなで上げられるように楽しんで頑張りたいです。

池江璃花子選手

 <決勝の舞台はどうだったか>

 メンバーチェンジをフルで他の国はほとんどやってきていた。自分たちは順位を上げられるかどうか、個々が自分の泳ぎをしっかりできるかっていうところが今回はポイントで、タイムを落とした選手もいれば粘れた選手もいると思う。すごくみんなしんどかったと思うんですけども、しっかり最後まで戦い抜けたことと、混合8位っていうのは、東京五輪の時よりも順位を上げることができているので、そこは4人がちゃんと誇りを持つべき結果だったんじゃないかなと思います。

 <4日はパリ五輪の締めくくりとなる女子メドレーリレー>

 最後の集大成ですし、うーん。全力で楽しみたいなっていう気持ちと、やっぱりオリンピックって楽しいなっていうふうに今日も泳いでてすごく感じた試合でもあったので、明日、女子メドレーリレーだけ残っているので、4人で力を合わせて最後まで戦い抜けたらいいなって思います。

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