◆パリオリンピック・柔道男子100キロ超級3位決定戦(2日・シャンドマルス・アリーナ)

斉藤立が3位決定戦で敗れ、メダルを逃した。

オリンピック連覇の故・斉藤仁氏の次男で、日本柔道史上初の親子2代での金メダルを目指した斉藤立は、2022年世界選手権2位。初戦となった前回王者クルパレク(チェコ)との2回戦で1分31秒、内股で一本勝ち。グランダ(キューバ)との準々決勝は8分を超える延長となったが、内股で技ありを奪って勝利を収め、準決勝に勝ち進んだ。

準決勝で2024年背内選手権を制したキム・ミンジョン(韓国)と対戦した斉藤は2分45秒、相手の背負い投げで一本負けした。

3位決定戦ではユスポフ(ウズベキスタン)に1分17秒、大外刈りで技ありを奪われてからの腕ひしぎ十字固めを決められ、「参った」をして一本負けとなった。

斉藤立:
情けないです。力不足でした。情けない気持ちでいっぱいです。応援してくれた方々に、情けない気持ちと申し訳ない気持ちしかない。

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