パリ・オリンピック第8日の2日、柔道男子100キロ超級準々決勝で、相手を挑発するような行動があり、波紋が広がっている。
五輪2連覇を含む4大会連続メダルの実績があり、「絶対王者」としてフランス国内でも人気が高いテディ・リネール選手が、グラム・トゥシシビリ選手（ジョージア）を相手に一本勝ちを決めた直後のことだった。
畳にあおむけに倒れ、下になっていたトゥシシビリ選手に向け、リネール選手が挑発するように舌を出して勝利を喜んだ。トゥシシビリ選手は蹴り上げるように足を伸ばし、両者はもみ合いになった。試合は最終的に、トゥシシビリ選手の「反則負け」による勝利となった。
SNS（ネット交流サービス）では「幼稚な争い」などと話題になった。【川村咲平】
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