【MLB】カブス5−4カージナルス(8月1日・日本時間2日/シカゴ)
カブスの今永昇太投手がカージナルス戦に先発登板。6回まで7安打を打たれながら1失点に抑える粘りのピッチングを見せていたが、鈴木誠也のホームランで味方が勝ち越した直後の7回にウィンに逆転2ランを浴びるなど3点を失い、リードを許したままマウンドを降りた。その後9回に打線が逆転しカブスがサヨナラ勝利。今永は負けを免れた形となった。
【映像】今永昇太 冴わたる"魔球"スイーパー
今永はここまで19試合に先発し、8勝2敗。打線の援護に恵まれず勝ち星がつかなかった試合も多いが、防御率は2.95、クオリティ・スタートは12度マークとメジャー1年目にして安定した投球を続けている。
中4日での先発となったこの日は、1回に簡単に2アウトを取ったものの3番ゴールドシュミットに1発を浴び先制を許してしまう。2回も2死二、三塁、3回も2死一、二塁と無失点で切り抜けたもののランナーを背負う苦しいピッチング。
その後もヒットのランナーを出しながらも要所を抑え、カージナルスを初回の1点のみに抑えていた今永だったが、鈴木誠也の1発で勝ち越した直後の7回、1アウトからヒットを許すと1番ウィンに2ランを被弾。2死後にゴールドシュミットにツーベースを打たれたところで降板となった。
結局今永は6回2/3を投げ91球、無四球と制球は良くスプリットとスイーパーで三振も7つ奪ったものの被安打10で4失点。しかしチームは9回に一挙3点を取って劇的なサヨナラ勝利を収めたため、今永は勝ち負けなしとなっている。
無双状態だった最初の2ヶ月を経て、6月は10失点と炎上した試合もあるなど防御率5.67とやや打ち込まれるシーンも見られたが、7月は4先発で防御率2.55と安定感を取り戻した今永。今季20試合目の先発で9勝目を狙ったが、粘投実らず7月10日(同11日)以来の勝利はならなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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