グラウンドに駆け出す白樺学園の選手たち=阪神甲子園球場で2024年8月2日、滝川大貴撮影
写真一覧

 7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)を前に2日、甲子園練習が始まった。新型コロナウイルスの影響で中断しており、5年ぶりの開催。憧れの球場に立った選手は、黒土や芝の感触を確かめた。

 49校のトップを切って北北海道代表の白樺学園のナインがグラウンドへ飛び出した。藤原悠楽主将(3年)は「外野のスタンドが広くて迫力があった。1発目で(練習)できたのはチームとしてもうれしい」と充実した表情で目を輝かせた。

 コロナ禍で2020年の大会が中止となり、再開した21年以降も甲子園練習は行われていなかった。今春のセンバツで19年春以来5年ぶりに甲子園練習が再開され、春に続いて夏も復活する形となった。甲子園練習は4日まで3日間の日程で行われる。【吉川雄飛】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。