壮行会後に生徒たちの間を退場する登録選手たち=加須市で

 第106回全国高校野球選手権埼玉大会で5年ぶり8度目の夏の甲子園出場を決めた花咲徳栄の壮行会が31日、加須市花崎の同校で開かれ、21人の登録選手に生徒ら約1600人がエールを送った。  関正一校長が「(県内で)秋から翌年春、夏の大会と制覇したのは33年ぶりで立派だった。埼玉球児の代表として粘り強く最後まで力を尽くしてほしい」とあいさつ。111人いる硬式野球部員でもある山田勘太郎生徒会長(3年)が「苦しい場面でも勝ち上がる姿に感動した。徳栄野球をして2度目の優勝旗を持ち帰ってほしい」と激励の言葉を述べた。

◆主将「全員野球で頑張る」

 生田目奏(なまためかなで)主将(同)は「堂々とプレーできた。甲子園でも全員野球で頑張りたい」と意欲を見せた。(菅原洋)


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