体操男子個人総合決勝、最終種目の鉄棒を終え笑顔の岡慎之助=ベルシー・アリーナで2024年7月31日、玉城達郎撮影

 パリ・オリンピック第6日は31日、体操男子個人総合決勝が行われ、岡慎之助選手(20)=徳洲会=が金メダルを獲得した。決勝後の主な談話は以下の通り。

 <今度は自分でメダルを取った>

 団体と個人で金メダルを取ることを目指して練習してきて、練習の成果がつながって本当にうれしい。

 自分的にはしっくりくる演技はできていなくて、最初の床の着地、床がすごく良くて、後半はきつくて、こらえながらの演技だった。演技自体はそんなに良くなかったと思う。

 <ミスがなかった>

 ノーミスでやり切るのが一番の目標で、おのずと結果はついてくると言われていた。ノーミスで演技ができてよかった。

体操男子個人総合決勝、岡慎之助の跳馬=ベルシー・アリーナで2024年7月31日、玉城達郎撮影

 <鉄棒はどんな思いで>

 ポイントだけ押さえて、冷静に、中途半端な演技だけはせず、大きく動かしてと思った。感謝の気持ちを込めた演技ができた。

 <2年前にはけががあった>

 大きなけがをして、多くの方々にサポートしてもらった。結果で少しでも恩返しができた。

 <今後に向けて>

 常に挑戦していく心だけは忘れない。エースもミスが出てしまって、いい勝負、マックスの演技で勝負できていない。互いにミスなく、いい勝負がしたい。

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