県内で唯一、パリオリンピックに出場した長崎市出身の柔道・男子81キロ級の永瀬貴規 選手が連覇を達成しました。

永瀬 選手の母校、長崎日大高校ではパブリックビューイングが行われ、学校関係者や柔道部員などが試合の行方を見守りました。

永瀬 選手は準決勝まで順調に勝ち上がります。

決勝の相手はジョージア代表・タト・グリガラシビリ 選手。

世界選手権3連覇中の王者と東京オリンピック金メダリストの対戦です。

積極的に攻める永瀬 選手。

開始から1分52秒！

実況
「技あり！入った！」

その後も攻撃の手を緩めることなく厳しい組み手で攻め続けると・・・

実況
「決めた、1本！築き上げてきた永瀬の柔道、再びオリンピックの頂点！」

3大会連続のメダル獲得。

この階級でオリンピック史上初となる連覇を果たしました。

金メダル 永瀬貴規 選手
「自分がやってきたことを信じて、気持ちを前面に出して畳の上に上がりました」「今まできつい時間、つらい時間があったんですが、それが全て詰まったメダルかなと思います」

長崎日大高校柔道部 川口克希 主将
「永瀬さんが優勝したことで自分たちも頑張らないとなと思ったので、インターハイに向けて頑張っていく」

長崎日大高校 柔道部 松本太一 監督
「きょうは最強でしたね」「レベルの高い中で優勝したのはすごい」

オリンピックの快挙から一夜、永瀬 選手の地元、長崎市でも多くの人が快挙を喜んでいます。

市民
「永瀬 選手は2回連続でしょ、素晴らしいね。81キロ級だからね、選手層がものすごく厚いから、よく頑張った、長崎のためにありがとうございます

市民
「知らなかったです。永瀬さんが出場されると知らなくて、もったいないことをした」

永瀬 選手は故障に苦しむ時期が続きました。

「我慢」の期間を乗り越え、悲願のオリンピック連覇を成し遂げました。

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