◆パリオリンピック・サッカー男子1次リーグD組(30日・ボジョワール競技場)

サッカー男子日本代表は30日(日本時間31日午前4時キックオフ)、1次ラウンド第3戦でイスラエルに1-0で勝利。初戦のパラグアイ、第2戦のマリに連勝して準々決勝進出を決めていた日本は、1次リーグD組を首位で通過した。

引き分け以上でグループ首位が決まる日本は、第2戦からスターティングメンバーを入れ替え、ゴールキーパー小久保玲央ブライアン、ディフェンダー西尾隆矢、木村誠二、鈴木海音、内野貴史、ミッドフィルダー川﨑颯太、山本理仁(ゲームキャプテン)、荒木遼太郎、山田楓喜、フォワード藤尾翔太、佐藤恵允の11人が先発した。

序盤はイスラエルのプレスが早くチャンスを作れず押し込まれた日本だが、徐々にボールを持てるようになると、サイド攻撃やコーナーキックからたびたびシュートシーンを演出。ゴールこそ生まれなかったが、押し気味にゲームを進めた。

後半開始から山本理仁に代えて植中朝日を投入した日本は、チャンスを作りながらゴールが遠い展開が続く。61分には山田楓喜に代えて三戸舜介、79分には川﨑颯太と荒木遼太郎に代えて藤田譲瑠チマ、細谷真大を投入。

引き分けも見えたアディショナルタイム1分、日本に待望のゴールが生まれる。藤田からのパスをペナルティエリア右から佐藤が折り返したボールを、細谷が右足でコントロールショット。ゴールにたたき込み、ついに均衡を破った。

8分のアディショナルタイムでさらなるチャンスを作りながら、しっかりと試合を締めた日本が、3連勝でD組の首位通過を決めた。

8月2日(日本時間3日)の準々決勝では、C組2位のスペインと対戦する。

細谷真大:
2試合点を取れていなかったので、点を取れてよかったです。(次のスペイン戦に)しっかり準備をして臨みたい。

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