黒岩知事(手前)らに出場への意気込みを語る東海大相模の木村主将(左)=県庁で

 来月7日開幕の全国高校野球選手権大会に神奈川県代表として出場する東海大相模高校の選手らが30日、県庁を訪れ、黒岩祐治知事らに意気込みを語った。  木村海達(かいたつ)主将(3年)は「粘り強さが自分たちの強み。最後まであきらめずつながる野球で、見てる人が夢中になれるプレーをする」と話した。原俊介監督は県大会を振り返り、「3年生の執念や集中力、勝負へのこだわりがつまった内容だった。甲子園では神奈川の球児の思いを胸に、代表校として恥じない戦いをしたい」と語った。  黒岩知事は「選手のみなさんから気迫が伝わり、意欲に満ちあふれていて素晴らしい」と称賛。昨年の全国大会で慶応高が優勝したことに触れ、「今年も優勝を期待できそう」と激励した。  監督と選手らは学校がある相模原市の市役所も訪れ、本村賢太郎市長に健闘を約束した。  東海大相模は24日にあった県大会決勝で横浜高に逆転勝ちし、5年ぶり12度目となる夏の甲子園出場を決めた。(森田真奈子、古川雅和)


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