韓国選手(右の2人)の自撮りに応じる北朝鮮のリ・ジョンシク(左端)とキム・グムヨン(左から2番目)=30日、パリ(ロイター=共同)
【パリ共同】パリ五輪卓球混合ダブルスで30日、銀メダルを獲得した北朝鮮のリ・ジョンシク(24)、キム・グムヨン(22)組が、表彰式で銅メダルの韓国選手からの「自撮り」の呼びかけに応じて金メダルの中国組と全6人で記念撮影する場面があった。男性のリは緊張した面持ちを崩さなかったが、女性のキムは終始笑顔だった。 北朝鮮は新型コロナウイルス流行で国境を事実上封鎖し、2021年の東京五輪には参加しなかった。表彰後の記者会見でキムは、コロナ禍では「国内で練習した」と話した。パリ五輪での試合を通して卓球強国の中国から多くを学んだと言い「次回は金メダルを取る」と意気込んだ。リは多くを語らなかった。 メダリストによる記者会見は韓国組がまず単独で臨み、その後、中国と北朝鮮の4人がそろって姿を現した。北朝鮮側が韓国選手と同席を避けたかったとの見方もある。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。