テニスの男子シングルス2回戦を終え、健闘をたたえ合うナダル(右)とジョコビッチ=29日、ローランギャロス(ゲッティ=共同)

 男子シングルス2回戦で今季限りでの引退を示唆している38歳のナダル(スペイン)は37歳のジョコビッチ(セルビア)にストレートで敗れた。2006年の初対戦から実に60度目の顔合わせで、対戦成績は29勝31敗に。「彼と同じレベルでプレーできなかったことに失望している」と肩を落とした。  右太ももにはテーピングを施し、本来の動きではなかった。22年に引退したロジャー・フェデラーさん(スイス)とともに「ビッグスリー」と呼ばれた2人はネット越しに抱き合った。最後の対戦の可能性がある中で「始まりがあれば終わりもある」と悟ったように語った。(共同)


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