男子ストリート決勝の演技を終えた白井空良＝パリ（共同）

　スケートボード男子ストリートで２９日、白井空良が表彰台に迫る４位と見せ場をつくった。今月に入って頭痛や吐き気のため１週間ほど入院し、２０日に退院したばかり。調整の遅れを心配されていたが、予選からラン、ベストトリックともに好調で「びっくりしている」と笑みがこぼれた。 　９位に終わった東京五輪の悔しさを糧に練習を重ね、昨年１２月の世界選手権で初優勝。前回は果たせなかった決勝進出に「（観客の）応援で体力が少し回復した」と口調も滑らかだった。（共同）


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