【パリ共同】パリ五輪の柔道女子57キロ級で29日、在日コリアンの韓国代表、許海実が準決勝でブラジルのラファエラ・シウバを破り、銀メダル以上が決まった。在日コリアン女子の五輪メダル獲得は夏冬全競技通じて初めて。  許は東京都江戸川区出身で、帝京中・高から早稲田大に進んだ。父は韓国人で母は日本人の在日4世。学校や日本での試合は日本名の池田海実を使っていた。現在は早大と韓国のチームで練習しており、日本では、さいたま市在住。  これまで在日コリアンでは、2021年の東京五輪の柔道男子で安昌林が韓国代表として銅メダルを獲得するなど、いずれも柔道男子の韓国代表として計4人がメダルを取っている。


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