パリオリンピック男子バレーボールの初戦がおととい行われ、日本はドイツと対戦。延岡市出身・日南振徳高校卒業の甲斐優斗選手がオリンピックデビューを果たしました。
(藤崎祐貴アナウンサー)
「日本代表にとって大事な初戦、甲斐選手の地元延岡には多くのファンが集まりました」
甲斐選手の地元・延岡市と高校時代を過ごした日南市では、パブリックビューイングが開かれ、宮崎から熱い声援を送りました。
日本は、相手エースの強烈なサーブやスパイクに苦しめられ、第1セットを落とします。続く第2セット、接戦のまま迎えた終盤にその時はやってきました!
チーム最年少、専修大学3年生、20歳の甲斐優斗がオリンピックデビュー。強烈なサーブで相手の守備を乱してスパイクミスを誘い、ポイントに繋げました。甲斐選手の活躍に、地元では歓声が上がります。
このあと、第4セットにもリリーフサーバーとしてコートに立った甲斐選手。日本は初戦を勝利で飾ることはできませんでしたが、初めてのオリンピックで素晴らしいプレーを見せてくれました。
(甲斐選手の母・甲斐照美さん)
「日本が負けて悔しいんですけど、初のオリンピックで良いものを見せてもらったと思います。どこにあの度胸があるのか知りたいです。」
(日南振徳高校 鍋倉雄次郎監督)
「オリンピック初出場であれだけのプレーをしてくれたら十分かと思います。次からさらに良いパフォーマンスを見せてくれるんじゃないかと思います。勝利に貢献できる1点を取って欲しいと思います。」
日本代表の次の試合は31日、東京オリンピック銅メダルの強豪・アルゼンチンと対戦します。宮崎から甲斐選手を応援しましょう。
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