ついに開幕した高校生アスリートの夢の祭典「インターハイ」。2024年は11年ぶりに北部九州が舞台で大分も開催地の1つ。水泳やバレーボールなど9競技10種目が行われる。
今回は、8月に初戦を控える大分県代表校の選手たちの意気込みを一気に紹介。
剣道
まずは「明豊高校剣道部」。
6月の県高校総体で女子が大会5連覇、男子が2年ぶり8回目の頂点に立ち、地元開催のインターハイに男女そろっての出場を決めた明豊高校。
2024年春の選抜大会で日本一となった女子は二冠を達成しようと意気込んでいる。
東瑚子主将（3年）：
「二冠というのは自分たちしか狙えないことなので日本一という目標を目指して頑張りたい」
男子は2年前の選抜大会で全国優勝を成し遂げたが、2023年のインターハイは県予選で敗退。今大会に向けて強い思いを抱いている。
石原稜晟主将（3年）：
「絶対に負けられない思いで必ず日本一になって結果で恩返ししたい」
剣道は8月3日に開幕。彼らが思い描く「最高の夏」は…
明豊高校剣道部：
「男女そろって日本一をとって最高の夏にします！」
柔道
持ち味の「攻めの姿勢」で8年ぶりに男女そろってのインターハイ出場を勝ち取った「国東高校柔道部」。
芦苅輝真主将（3年）：
「国東らしい攻める試合をして男女ともに上位進出して大分県のインターハイを盛り上げたい」
阿南瑠璃愛主将（3年）：
「色々な人たちが私たちを応援してくれてるのでそこに感謝をして取り組んでいきたい」
注目は磯崎心音選手。2023年のインターハイは個人3位。2024年目指すのは頂点。
磯崎心音選手（3年）：
「絶対に優勝して、家族や先生や今まで戦ってきたチームメイトと笑い合える最高の夏にしたい」
柔道は8月10日開幕。彼らが思い描く最高の夏は…
国東高校柔道部：
「インターハイ優勝目指して最高の夏にします！」
テニス
そして、地元・大分で悲願の日本一を目指すのは「大分舞鶴高校男子テニス部」。
6月の県高校総体で16年連続27回目の優勝を飾った大分舞鶴高校男子テニス部。
持ち味の「攻撃的なテニス」を存分に発揮しインターハイへの切符を手にした。
松永朔太郎主将（3年）：
「いつも支えてくれている人たち に日本一という最高の形で感謝を伝えられるように頑張る」
2024年は、長崎での中学時代に日本一に輝いた太田選手など好成績を残した実力者たちが加わったことで選手層はさらに厚みを増している。
太田周選手（1年）：
「3年生と一緒に優勝できるようにしっかりと頑張っていきたい」
8月1日から開幕するテニス競技。
2年前の選抜大会の団体決勝ではあと一歩のところで日本一を逃した大分舞鶴。
そんなチームが思い描く「最高の夏」は…
◆大分舞鶴高校男子テニス部
「地元で日本一をとって最高の夏にします！」
水球
続いては、その激しさから「水中の格闘技」とも呼ばれる水球。今回のインターハイには県内で唯一の水球部大分商業高校が出場。
高校のプールが熱戦の舞台となるため、選手たちはさらに闘志を燃やす。
堤凛太朗主将（3年）：
「たくさんの人が応援に来てくれると思うけど、その応援に応えられるように感謝の気持ちを持って試合に臨みたい」
チームの持ち味は堅い守りから素早く攻撃につなげる「全員水球」。
選手たち自身で練習メニューを決めるなどして、堅守速攻をさらに磨いている。
8月17日から始まる水球競技。
彼らが思い描く「最高の夏」は…
大分商業高校水球部：
「ベスト8勝ちとって最高の夏にします！」
飛込種目
最後は水泳競技の飛込種目で、期待の県代表2人。
空中で回転やひねりを加えながらその美しさを競う飛込。
10メートルの高さから飛び込む「高飛込」と高さ3メートルの位置にある板から飛び込む「飛板飛込」の2種目がある。
注目は高飛込で2023年、全国準優勝を果たした別府翔青高校の池辺寛人選手。
◆池辺寛人選手（3年）
「自分の中での最高の演技をして自分の中での自己ベストを出して、最後いい夏にして笑顔で終れたらと思っている」
飛板飛込には大分舞鶴の茶木壱星選手が出場。
2023年のインターハイは9位と、あと一歩のところで入賞を逃し、今回リベンジを誓う。
◆茶木壱星選手 （2年）
「全部の演技を安定して高得点を取れるように頑張っていきたい」
8月17日から20日にかけて行われる飛込。2人が思い描く最高の夏は…
◆池辺選手・茶木選手
「プレッシャーに負けずベストを尽くして最高の夏にします！」
このほか県内ではバレーボールやなぎなたなど9競技10種目が行われる。それぞれが思い描く最高の夏へ…。白熱した戦いが始まる。
（テレビ大分）
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