パリ・オリンピックのフェンシング男子エペ個人で加納虹輝選手(26)=JAL=が日本勢初の金メダルを獲得したことを受け、2008年北京五輪の男子フルーレ個人銀メダルの太田雄貴さん(38)が28日、当地で報道陣の取材に応じた。太田さんの主な談話は以下の通り。
「最高」という言葉以外に見当たらない。(歓喜で叫んで)喉が壊れました。
<加納選手は北京五輪の太田さんを見てフェンシングを始めた>
うれしいですね。今日の虹輝を見てフェンシングを始める子もいると思う。僕は最初の壁を一つ破っただけで、今の日本は(メダルの)常連国になっている。虹輝の勝利もうれしいけど、日本の勝利だと思う。
(決勝でフランス選手と対戦し)こうやって後輩が圧倒的に、地元のお客さんも何も言えないくらいの優勝をしてくれた。こんなにかっこいい優勝はない。
東京五輪は(男子エペ団体の)金メダル1個で満足していたと思うけど、今回は複数の金を含めてメダルを何個も取るチームだと思っている。それが実現できる良いスタートかなと思う。
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