柔道男子66キロ級決勝で勝利し、客席に向かって拳を握る阿部一二三=シャンドマルス・アリーナで2024年7月28日、平川義之撮影

 パリ・オリンピック第3日は28日、柔道男子66キロ級が行われ、東京五輪金メダルの阿部一二三選手(26)=パーク24=が金メダルを獲得し、2連覇を達成した。試合後の主な談話は以下の通り。

 <五輪を連覇した思いは>

 最高の思いです。この3年、東京五輪が終わってから、すごく苦しくてしんどい思いばかりで、楽な道ではなかったので。あとは今日、妹(阿部詩選手)が負けてしまって、僕自身もすごく苦しい1日になったけど、妹の分まで「やっぱり兄が頑張らないと」という気持ちで1日頑張りました。

 <2回戦での詩選手の敗戦から切り替えるのは難しさがあったか>

 難しさというか、やっぱり苦しかったけど、そこは「兄としてやるしかない」という思いで、気持ちはしっかり抑えていました。

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