角田夏実選手のビデオメッセージを見る子どもたち=千葉市稲毛区で2024年7月25日午前10時14分、近森歌音撮影

 千葉県内警察署などで、警察官らの指導を受けて柔道と剣道に励む小学生による「県警創立150年記念第37回タッチヤング県少年柔道・剣道大会」が25日、千葉市稲毛区の県総合スポーツセンター武道館で開かれた。柔道9チーム、剣道15チームの計約160人が参加。パリ・オリンピックの柔道女子48キロ級代表、角田夏実選手=八千代市出身=もメッセージを寄せた。

 試合は男女混合で、小学2~6年の5人ずつで編成された所属別のチームによる団体戦で、柔道は予選リーグを勝ち抜いた4チームが決勝トーナメントを、剣道はトーナメント制で競った。

柔道の試合をする子どもたち=千葉市稲毛区で2024年7月25日午前11時18分、近森歌音撮影

 開会式では、同様に小学生の頃、警察官らから柔道を教わっていた角田選手がビデオメッセージを寄せた。角田選手は「大きい相手に勝てないこともありましたが、諦めずに今まで続けて来て良かったと思っています。頑張ってください」と激励した。

 柔道は我孫子署チームが、剣道では千葉西署チームがそれぞれ優勝した。【近森歌音】

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