埼玉西武ライオンズの前監督で小城市出身の辻発彦さんが25日佐賀市で講演し、特別支援学校の関係者らに独自の教育論を伝えました。

この講演会は特別支援学校などの教育の質を向上させようと開かれたもので、特別支援学校に勤める教頭や副校長など、約130人が参加しました。
会場には埼玉西武ライオンズの前監督で小城市出身の辻発彦さんが招かれ、「人の育て方」をテーマに講演しました。
選手時代は球界を代表するセカンドとして活躍し、現役引退後は西武の監督としてチームを2度のリーグ優勝に導いた辻さん。
人を育てる上で、“失敗したときに過程や理由を聞くこと”の大切さを伝えていました。

【埼玉西武ライオンズ前監督 辻発彦さん】
「どういう気持ちでプレーしたのかまずそれを聞く。選手がどういう意思でプレーをしてミスが起こったかというところが大事」

【大阪からの参加者】
「相手の事情をしっかり聞くという姿勢が生徒とのかかわりの中で大事にせねばならないことじゃないかなというのは一番印象に残りました」

参加者は、教育現場で生かそうと熱心にメモをとり、話に聞き入っていました。

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