ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、夢の三冠王へ。

後半戦5連勝と好調なチームを引っ張る大谷選手。
試合前、打撃タイトルを争うライバル、イエリッチ選手の負傷者リスト入りが発表されました。

これにより、打率リーグトップだったイエリッチ選手が規定打席に届かなくなり、2位の大谷選手が1位に返り咲き。
三冠王へ、また一歩近づきました。

25日の相手は、2021年のサイ・ヤング賞投手で、トミー・ジョン手術からの復帰戦となったロビー・レイ投手。

その第1打席は、いきなり初球をフルスイング。
レフトへ高々と上がった打球でしたが、フェンスギリギリのところでキャッチ。
ホームランにはあと一歩届きませんでした。

それでもメジャーリーグの公式データサイトによると、メジャーリーグ30球団の球場のうち13の球場ではホームランになっていた飛距離だったということです。

この幻のホームランの直後、レイ投手が大乱調。
何と4人連続でフォアボールとデッドボール。

まさかの展開で、ノーヒットながらドジャースが先制しました。

ところが、肝心な大谷選手はブルンブルンと大型扇風機状態。
ボールは飛ばず、バットが空回り。

チームもジャイアンツ投手陣の継投の前に完全に沈黙で、6回までノーヒットに抑え込まれます。

大谷選手は第4打席でもキレのいい変化球の前に見逃し三振。

25日は2試合ぶりのノーヒットに終わり、打率も2位に。
日米通算250号のメモリアルアーチはお預けとなりました。

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