東海道新幹線がストップした影響で予定より来場者数が減ったものの、元気に声援を送る東邦ガスの応援団=東京都文京区の東京ドームで2024年7月22日午前10時29分、塚本紘平撮影

 東海道新幹線が22日の始発から一部区間で運転を見合わせたため、東京ドームで開催中の第95回都市対抗野球大会にも応援団らが来場できなくなる影響が出ている。

 第1試合(午前10時ごろ開始)で四国銀行(高知市)と対戦した東邦ガス(名古屋市)は、社員や取引先を含めて約3000人の来場を予定していたが、2000~2500人ほどに減ってしまう可能性があるという。

 東邦ガスの応援団主将、磯部里希さん(32)は「応援団は会社の代表として来ているので、しっかり応援することには変わりない。人数は少なくなるが、声と気合でカバーしていきたい」と話していた。

 第2試合(午後2時開始予定)に登場するNTT西日本(大阪市)はこの日、応援団と吹奏楽団で計約80人が東京ドームへ駆け付ける予定だったが、試合開始に間に合うのは30人程度になりそうだ。選手の職場の社員も約40人が来る予定だったが、現時点で到着が見込めるのは2人だけという。このため、本社の食堂で急きょパブリックビューイングをすることを決めた。【塚本紘平、大坪菜々美】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。