東京ドームで開催されている第95回都市対抗野球大会の1回戦で21日、日本製鉄かずさマジック(千葉県君津市)対JFE東日本(千葉市)の“千葉ダービー”が実現した。ドームに駆け付けた熊谷俊人・千葉県知事は、試合中に両チームのスタンドを移動するなど「公平」なスタンスで応援。「千葉県民にとって夢のカードが実現し、最高の気分」と声援を送っていた。
熊谷知事は千葉市長時代、JFE東日本の始球式を務めたこともあるが、この日は「知事としては両方のチームを応援する立場」。プレーボールから五回表までは三塁側の日本製鉄かずさマジックのスタンドに陣取り、チームカラーの紫色のうちわを振って応援した。五回裏からは、一塁側のJFE東日本のスタンドに移動し、試合の行方を見守った。
熊谷知事は「試合はもちろん、両チームの応援も違いがあっておもしろい。見どころが多くて忙しいくらい、楽しめています」と満足そうだった。【竹田直人】
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