第95回都市対抗野球大会は第2日の20日、仙台市・JR東日本東北の高卒4年目、大西蓮選手(22)が広島市・JR西日本との1回戦で2打席連続本塁打を放った。
「5番・一塁」で出場し、一回1死満塁の好機に、甘く入ってきた高めの失投に反応した。迷わず強振した打球は左翼席に突き刺さる満塁弾となり、4点を先取した。さらに先頭で迎えた三回は、高めをとらえて左越えにソロを放った。
東北2次予選では打率6割超えの右の強打者は、どっしりとした下半身から繰り出すフルスイングで相手投手の脅威となった。
大阪・履正社高では1学年上に井上広大選手(阪神)、同学年に内星龍投手(楽天)や小深田大地選手(DeNA)ら世代を代表する選手がおり、全国制覇を果たした2年夏の甲子園はベンチ入りを果たした。プロに進んだ先輩や同級生たちに負けじと磨いてきた打力を見せつけた。【黒詰拓也】
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