東京ドームで19日に開幕した第95回都市対抗野球大会の開幕戦で、盗塁を巡るビデオ検証があった。
豊田市・トヨタ自動車―浦添市・沖縄電力戦の八回2死一塁の場面。豊田市の一塁走者の八木健太郎選手が盗塁を試み、セーフと判定されたが、浦添市の平田太陽監督が「チャレンジ」を要求し、検証の結果、判定がアウトに覆った。
都市対抗のビデオ判定は第92回大会(2021年)で初採用された。当初は本塁打とエンタイトル二塁打の判定のみが対象だったが、導入翌年から範囲が徐々に拡大され、今大会からはアマチュア球界では初の試みとして、全ての塁でのアウト、セーフの判定なども対象になっていた。投球のストライク、ボールの判定などは対象外のままで、範囲はプロ野球の「リクエスト」制度とほぼ同じとなった。【吉川雄飛】
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