第95回都市対抗野球大会が19日、東京ドームで開幕し、豊田市・トヨタ自動車と浦添市・沖縄電力の開幕戦に先立って、元バスケットボール女子日本代表の大神雄子さん(41)が豊田市側の始球式を務めた。
大神さんは山形市出身。抜群のスピードと高いシュート力で日本代表の主力に定着し、2004年アテネ・オリンピックなどに出場した。08年には米女子プロWNBAのマーキュリーでプレーし、同リーグで2人目の日本選手となった。
その後はWリーグ所属のトヨタ自動車でプレーし、現在はヘッドコーチを務める。23年6月には国際バスケットボール連盟(FIBA)の殿堂入りを果たした。
トヨタの赤いユニホームに身を包んで登場。ワンバウンドで捕手のミットにボールが収まると、観衆から大きな拍手が送られた。投球後は高祖健輔捕手と拳を突き合わせ、史上6チーム目の連覇を狙う野球部を激励した。【皆川真仁】
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