岩手県奥州市出身でドジャースの大谷翔平選手が、日本時間7月17日にメジャーリーグのオールスターゲームでホームランを打ちました。
その瞬間、地元・奥州市は歓声に包まれました。

大谷選手にとって4度目のオールスターゲーム。今回は妻の真美子さんと一緒にレッドカーペットを歩きました。

大谷翔平選手
「何度来ても素晴らしいし本当に光栄だなと思う」

Q:奥様の装いも素敵ですが大谷さんから見ていかがですか?
大谷翔平選手
「普段にはない格好だと思うので本人も楽しみにしていたと思う。きょうは楽しみたいと思う」

愛犬デコピンの姿は意外な所に…。大谷選手のジャケットの裏地にデザインされていました。

家族と思いを一つにしながら臨んだオールスターゲーム。ナ・リーグの2番指名打者で出場しました。

中條奈菜花アナウンサー
「大谷選手の地元・奥州市では朝から多くの人が応援に駆けつけています。試合前から熱気高まっています」

奥州市では地元の園児を含む約200人が集まりエールを送りました。

注目を浴びる大谷選手の第1打席はフルカウントからの6球目、アウトコースのストレートを見極めフォアボールを選びます。

第2打席は0対0で迎えた3回ランナーを2人置いてバッターボックスへ、2ボールからの3球目、142キロのスプリットを完璧に捉えると打球はライトスタンドへ。

打球速度は167キロ・飛距離122メートル、ライトは一歩も動けませんでした。

大谷選手は3年前のオールスターで勝利投手になっていて、史上初となる「勝利投手とホームラン」という偉業を成し遂げました。

第3打席は三振でしたが大舞台での一発に世界が酔いしれました。

奥州市 倉成淳市長
「ちょっと涙が出そうになった。本当にスーパースターだと思った。期待にしっかり応えてくれることが我々の一番の誇り」

試合後、大谷翔平選手は「ちょっと(バットの)先気味だったが良い角度で(打球が)上がっていたので十分入るのではと思った。ゲームがきょう楽しかったし、そこで打てたことが一番自分にとって特別な瞬間だなと思う」と話していました。

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