【UEFA EURO 2024】スペイン代表 2−1 イングランド代表(日本時間7月15日/オリンピアシュタディオン・ベルリン)
【映像】DF4人をぶち抜き!地を這う弾丸ミドルシュート
22歳の新星がチームに希望を与えるパーフェクトショットを突き刺した。イングランド代表MFコール・パーマーが強烈な左足のシュートで同点に追いついた。このゴールにファンは「地を這うシュートや!!」「コース完璧」と喝采と歓喜に沸いた。
UEFA EURO 2024注目のファイナルは、6連勝と絶好調を見せるスペインと、ここまでPK戦を含めドローが3試合と苦しみながらも勝ち上がった、前回大会準優勝のイングランドが激突した。
試合は序盤からスペインにボールを握られたイングランドがカウンターを狙うも、決定機を作ることができずにゴールレスで前半を終える。
すると後半開始早々の47分、スペインの若きFWラミン・ヤマルのパスからFWニコ・ウィリアムスに決められてしまい、イングランドが先制を許す厳しい展開となった。
しかし、1点を追いかける展開で迎えた73分に歓喜の瞬間が訪れる。イングランドは、GKのスローを受けたMFジュード・ベリンガムが相手2人を引きつけてパーマーに預けると、右サイドに張っていたFWブカヨ・サカへとパスを送りカウンターを仕掛けた。
敵陣ボックスまでドリブルで運んだサカは、対峙する相手2人の間を通してゴール前まで走り込んできたベリンガムへパス。パスが少し後方へとずれてしまったが、ベリンガムはこれをダイレクトで落とすと、ドフリーのパーマーが左足一閃。地を這う弾丸ミドルはスペインゴール左隅へと突き刺さった。
解説を務めた槙野智章氏は「すっごいなパーマー。出てきて早速大仕事ですね」と口にすると、同じく解説を務めた元日本代表キャプテンの長谷部誠氏は「かなり距離ありましたけどね」とパーマーのシュートに賛辞を送った。
この衝撃の同点弾に視聴者は「これは最高の形」「流石やわ持ってるなー」「流れからシュートまで完璧やんけ」「コース完璧」「地を這うシュートや!!」「あそこ入るのかよ」と大興奮の声がコメント欄に相次いだ。
パーマーは2023-2024シーズン、所属先のチェルシーで22ゴール11アシストと目覚ましい活躍をみせてブレイクを果たした22歳の若きアタッカーだ。魔法の左足でチームに勢いをもたらす大会初ゴールを奪い、その実力を証明してみせた。
試合はその後、途中出場したスペインのMFミケル・オヤルサバルにゴールを許したイングランドが、1−2で惜しくも敗戦。2大会連続の準優勝となったイングランドだが、ベリンガム、サカ、パーマーと、若く希望に溢れる攻撃陣の活躍が見られた大会となった。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)
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