3連休最終日の「海の日」に合わせ、松江市美保関町の海水浴場では恒例の「海上綱引き大会」が行われ、梅雨空を吹き飛ばすような白熱の戦いが繰り広げられました。

福島睦アナウンサー:
どんよりとした空の松江市の北浦海水浴場ですが、この曇り空を吹き飛ばすような熱い戦いが行われています。

松江市美保関町の北浦海水浴場で行われた「全日本海上綱引き選手権大会」。今回で27回目を迎える「海の日」の恒例イベントです。山陰両県から男女合わせて59チーム約600人が参加しました。沖合15メートルほどの海上に浮かべられた2つの台船に分かれて、5人1組のチームが綱を引き合い、45秒間の制限時間内に相手チームを海に落せば勝利となります。
あいにくの梅雨空の下、優勝賞金10万円を懸け、各チームが熱いバトルを繰り広げました。
ただ戦いが終われば、勝ったチームも仲良くドボン!海に飛び込んで、熱を冷まします。

チーム・名探偵コンナン:
真実は、優勝一つ!

このうち、女性5人でつくるチームが優勝を目指す女性の部。優勝賞金3万円がかかる優勝候補は、前回準優勝の「名探偵コンナン」。松江市内のバスケ仲間で結成しました。1回戦を突破し、迎えた準決勝。

福島アナ実況:
「赤コーナー、名探偵コンナンの準決勝が始まりました。去年は惜しくも準優勝、忘れ物を取りにきました。懸命に引っ張っている…」

45秒の制限時間いっぱいを使い切る大熱戦です。

「互いに譲りません。優勝への意地を見せる!やや名探偵コンナンが優勢か!旗は…赤です!勝ちました名探偵コンナン。真実は優勝一つ。決勝戦に駒を進めました」

チーム・名探偵コンナン:
勝ちましたー!頑張りました、声出して。もう息切れが。優勝するしかないです。
今年は優勝します。

しかし決勝戦では、開始直後に足を滑らせて全員が見事にドボン!惜しくも2年連続の準優勝となりました。

なお一般の部で優勝したのは雲南市から参加した「三刀屋ロイヤル」で、賞金10万円が贈られました。

一方、大会を盛り上げたチームにはパフォーマンス賞。綱引きよりもコスチュームに全力を注いだチームも。ユーモアたっぷり、思い思いのコスチュームで大会を楽しんでいました。
「海の日」恒例の会場の熱い戦い。梅雨空の下で日差しはありませんでしたが、ビーチは夏本場を思わせる熱気にあふれていました。

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