メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、チームの連敗を止める起死回生のタイムリー2ベースを放ちました。

連敗脱出へ、試合前に気合を入れオールスター前最後の3連戦に挑んだドジャース。

12日、ノーヒットに終わった大谷選手はオールスターにも選ばれているスクーバル選手に対し、第2打席までヒットが出ませんでした。

1点を追う第3打席。
今度は逆方向へいい角度で打球が上がりましたが、あとひと伸び足りず、レフトフライに倒れました。

第4打席。
ピッチャーも変わり、メジャー通算200号に期待が高まりましたが、外のチェンジアップに空振り三振。
ここでも快音は響きませんでした。

それでも同点に追いつき、迎えた最終回でした。

一打勝ち越しのチャンスで大谷選手に打席が回りました。

センターオーバーの打球はワンバウンドし、フェンスを越え、10打席ぶりのヒットが値千金のタイムリー2ベースとなりました。

大谷選手は「なんとか打ちたいなと思っていて、打った瞬間は抜けるかどうか分からなかったですけど、なんとか抜けてほしいなという気持ちで走っていました」と話しました。

これが決勝点となり、ドジャースが逆転勝ちで連敗を4でストップしました。

大谷翔平選手:
きょうみたいに1点差のゲームをしっかりとものにできれば、けがをしている人たちが帰ってきたときにまた波に乗れるんじゃないかなと思います。オールスターに入る前にしっかり連勝して、後半に臨めればなと思います。

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