アーチェリーの体験を通して自分の心と向き合ってもらおうと企業を対象にした研修が7月10日に岩手県雫石町で行われました。
アーチェリーで心の整え方を学ぶ研修は全国的にも珍しい取り組みです。

アーチェリーは的に当てることで達成感を得たり精神的な癒しをもたらすことから「メンタルスポーツ」ともいわれています。

10日は盛岡市アーチェリー協会の赤澤徳俊さんが講師を務め、スポーツウェアを製造する盛岡市の企業の社員7人が参加しました。

赤澤さんは研修でメンタルを変える3つの要素として、からだ・ことば・いしきを挙げ、アーチェリーの体験を通して良い心の状態をつくることができると話しました。

参加した社員たちはアーチェリーの動作の中から呼吸や間を意識して集中力を高めたりリラックスしたりするコツを学んでいました。

参加者
「まずは一呼吸置いて自分と向き合うということは、仕事でも子育てでも家庭でも必要だと思う。生かしていきたい」

盛岡市アーチェリー協会 赤澤徳俊さん
「(アーチェリーは)自分自身の心の戦い。物事に集中したり落ち着いて心を整えたりということに生かしてほしい」

アーチェリーを体験する研修は今後も要望があれば開催していくということです。

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