陸上男子200mでパリオリンピック代表に内定した宮城県出身(築館高校卒)の鵜澤飛羽選手が、10日、茨城県・筑波大学で取材に応じた。高校から本格的に陸上を始め、わずか7年でたどり着いた、初の夢舞台を前に語った思いとは


初のオリンピックについてー
あまり実感は湧いていませんが、パリに行って日本・海外の選手と触れ合うことで実感がわいてくると思います。しっかり走って、何かしら爪痕を残したいです。

オリンピックでの目標についてー
個人では200m決勝に出るというのを最低目標にしています。しっかりと結果を出して、勝負できれば日本記録(20秒03)や19秒台というのは見えてくると思うので、そのあたりを軸にやっていきたいと思います。

高校で本格的に陸上を始め、およそ7年でたどり着いたオリンピックー
高校生の時は順調すぎたのかもしれません。大学では足を踏みしたところも多かったですし、上ったと思ったらすぐ下がっての繰り返し。ただ、少しずつですが、明らかに高くなっては来ているので、やり続けることができれば、自ずと結果は出てくると思います。

地元宮城についてー
生まれも育ちも宮城。今は離れていますが、いまだに食べているご飯は宮城米です。地元で陸上を頑張っている子たちには、すごく素晴らしい環境でやれているということを武器に頑張ってほしいと思います。

応援してくれる人たちへー
初めてのオリンピックですが、自分の全力を出しきれるように精一杯走りますので、日本時間だと朝早いですけど応援してくれるとうれしいです。

7月26日に開幕するパリオリンピック。このうち陸上競技は日本時間8月1日に始まり、鵜澤選手が出場する男子200m予選は日本時間8月6日の未明に行われる。

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