宮城県が舞台の人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」のキャラクター2人を仙台市が「観光特使」に任命することになりました。仙台市は、物語ゆかりの地に作者描き下ろしのモニュメントを置いてファンや観光客を呼び込みたい考えです。

漫画「ハイキュー!!」はバレーボールに打ち込む高校生たちの成長を描く作品で、2020年の連載終了後も根強い人気があります。主人公たちは宮城県立烏野高校という架空の高校に通う設定ですが、作中に登場する県内の実在の場所はファンの間で「聖地」と呼ばれ親しまれています。
こうしたことから、去年、主人公などキャラクター2人を仙台市が「仙台観光特使」に任命し、作品に度々登場する太白区のカメイアリーナ仙台にモニュメントを設置したところ、各地からファンが毎日のように訪れています。今日も、遠くから来たファンの姿がありました。

“聖地巡礼”に来たファン
「東京から来ました」
「さっき鹿児島から着いたところ。これを見に来ました」

今回は主人公たちのチームメイト、月島蛍、山口忠というキャラクターを仙台観光特使に新たに任命します。今回も作者描き下ろしのモニュメントを作り、作中で月島が「就職予定」とされている仙台市博物館の正面玄関脇に設置するということです。モニュメントは8月6日から一般公開されますが、「観光特使」の就任は語呂合わせで「ハイキュー!!の日」となる8月19日付だということです。

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