【UEFA EURO 2024】スペイン代表2−1ドイツ代表(日本時間7月6日/シュトゥットガルト・アレーナ)
【映像】シュートががっつり手にあたってもノーハンドだった衝撃シーン
完全に手に直撃していたが、笛が吹かれることはなかった。スペイン代表のDFマルク・ククレジャの手にドイツ代表MFジャマル・ムシアラのシュートが直撃したが、ノーハンドの判定となった。これにはファンも「どういう理論でノーハンド?」と判定に疑問の声が挙がった。
UEFA EURO 2024 準々決勝で、強豪スペイン代表は開催国ドイツ代表との“事実上の決勝戦”を戦った。
試合は51分にダニ・オルモのゴールでスペインが先制するも、終了間際の89分にドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツのゴールで土壇場で同点に。試合は延長戦へともつれ込んだ。
そして1−1で迎えた105分、疑惑のシーンが生まれる。ショートカウンターを仕掛けたドイツは、右サイドからトーマス・ミュラーがクロスを入れると、ボックス内でFWニクラス・フュルクルクが胸トラップで収めて相手DFをブロックする完璧なポストプレーを見せる。ボックス外でフリーとなっていたMFジャマル・ムシアラへ落とすと、ムシアラはこのボールを強烈なダイレクトシュート。
これがシュートコースにブロックに入ったスペインDFククレジャの左手に直撃すると、ドイツ陣営は猛抗議。シュートを打ったムシアラも困惑した表情を見せたが、まさかのノーホイッスルの判定となり、スペインは最大のピンチを免れた。
この判定には視聴者も「結構腕を拡げてるように見えたぞ?w」「最近の傾向からするとちょっと異常な判定では?」「Jリーグ基準ならハンドやな」「どういう理論でノーハンド?」「ククレジャも気まずそうな顔してるやん」「いまのハンド取らないん?」と判定に疑問の声が挙がった。
このあわやPK献上のピンチを奇跡的に回避したスペイン代表は、その後MFダニ・オルモのピンポイントクロスに途中出場のミケル・メリーノが長身を生かした技ありヘディングシュートを決めて勝負あり。2−1で優勝候補ドイツ代表との激闘を制した。
スペイン代表は日本時間7月10日に、豊富なタレントを要するフランス代表との準決勝を戦う。2012年以来、3大会ぶりの優勝なるか“無敵艦隊”から目が離せない。
(ABEMA/UEFA EURO 2024)
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