週末のサッカー・Jリーグの結果です。静岡県勢4クラブはいずれもホームゲームとなり、ジュビロ磐田は引き分けたものの、清水エスパルスと藤枝MYFC、アスルクラロ沼津はそろって勝点3をつかみました。

磐田 守護神負傷のピンチに主将が同点弾

まずはJ1・ジュビロ磐田。

勝点で並ぶ川崎との一戦は前半20分。金子のシュートのこぼれ球にジャーメイン。額のケガから2カ月のエースが復活、今シーズン12ゴール目で先制します。

しかし後半6分、同点に追いつかれるとまさかのアクシデントが…。

飛び出した守護神・川島が左足を負傷しプレー続行できず。

これで急遽プロデビューとなった大卒ルーキー・杉本がピッチに入りますが、後半35分にも失点し逆転を許します。

それでも、土壇場でチームを救ったのは頼れるキャプテン・山田でした。

途中出場から6分後のアディショナルタイム。相手のミスを逃さず値千金の同点弾。

百戦錬磨の10番が6試合ぶりのゴールを決め、ジュビロはしぶとく勝点1をものにしました。

ジュビロ磐田・山田大記 主将:
相手のミスというラッキーな形でしたけど、横内監督からも「とにかく点を獲ってこい」と送り出してもらったので、なんとか引き分けに持ち込めたところは良かったかな

清水は無失点勝利でレジェンド引退に花道

清水エスパルスは千葉と対戦。アイスタを埋めた観客は今シーズンの最高の1万7700人です。

クラブのレジェンド・岡崎の引退を勝利で飾るべく、高い意気込みで臨むエスパルス。

すると前半4分、キーパー・権田から長いフィードを受け、ブラガが持ち込むとボールはそのままゴールへ。欠場した乾らの穴を埋める活躍で先制します。

さらに30分、矢島のコーナーキックに合わせたのは高木。身長173cmの大卒ルーキーがプロ初得点でリードを広げます。

後半31分のピンチも守護神・権田がファインセーブでしのぎ切り、4試合ぶりの無失点で勝利。

レジェンド・岡崎の引退に「勝ちロコ」の花道を贈りました。

清水エスパルス・高木践 選手:
絶対いいボールが来ると思っていた。あとは当てるだけ。いいコースに流し込めた(岡崎選手と「勝ちロコ」をして)夢みたいな感じでうれしかった

藤枝は2連勝 高卒ルーキーが初ゴール

前節に連敗を脱出した藤枝MYFCはホームで水戸と対戦。

前半36分に先制するとPKで追加点を重ねます。

そして後半3分には、西矢のクロスに高卒ルーキー・芹生が合わせJ初ゴール。3対1で2連勝を飾りました。

沼津はJ3独走の首位・大宮に勝利

アスルクラロ沼津はJ3を独走する大宮との一戦。

開始直後に連続ゴール。後半には元日本代表・川又が決めて3対1。

今シーズン、首位大宮から3点を奪ったのは沼津だけで、今後につながる勝利です。

磐田16位 清水3位・藤枝10位 沼津2位

それでは順位の確認です。

まずはJ1・ジュビロ磐田は先週と変わらず16位です。

J2・清水エスパルスは上位が全て勝ったため3位で変わりはありません。

藤枝MYFCは10位に上がり、一桁まであとわずかです。

さらにJ3・アスルクラロ沼津は6週連続で2位をキープしています。

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