パリオリンピックへ向け、見事、日韓戦を制しました。チームをけん引したのは“若き司令塔”です。

 八村塁、渡邊雄太とNBA組も合流したバスケットボール男子日本代表。パリオリンピック前の国内最後の強化試合の相手は韓国。

 雪辱を果たしたい、2戦目。躍動したのは、河村勇輝(23)でした。

実況
「河村、スリーポイント来ました」「もう一つ、来るか? 連続で来ました、河村勇輝!」

 得点だけでなくアシストでも見せます。相手2人に囲まれながら、ゴール下にパスを通します。

実況
「いや、本当に河村勇輝のプレーがどんどん冴えていきます」
「自分で入っていった、そしてファールももらいました。バスケットカウントもう一本、フリースローが与えられます」

 NBA「グリズリーズ」のトレーニングキャンプに参加することが決まっている河村。ディフェンスでも気を吐きます。

実況
「河村のディフェンス!」

 そして圧巻だったのが、試合終盤に見せた、このプレー。

実況
「河村、自分で行って決めた! これは、もうすごい動きです」

 空中で相手にぶつかってファールを誘い、ブロックをかわしながら、シュートを決めたのです。

 この日、河村はチーム2番目の17得点、アシストは両チームトップの9を記録しました。

バスケットボール男子日本代表 河村勇輝選手(23)
「必ず目標を達成して、皆さんにベスト8という目標で、結果で恩返しできるように頑張りたい。応援よろしくお願いします。きょうはありがとうございました」

 国内最後の強化試合を勝利で飾った日本。目指すは史上初のオリンピックベスト8進出です。

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