【沖縄】大相撲力士の宮城(本名・宮城陽)が6月22日、沖縄市美里仲原町のさくら琉舞衣裳店(高江洲繁美代表)を訪れ、同店で作った琉球絣(かすり)柄の着物姿を関係者にお披露目した。高江洲代表は「琉球絣柄の着物を着たお相撲さんが活躍するのが楽しみ」と郷土力士の活躍に期待した。
宮城は名護市出身の25歳。元関脇嘉風関が新設した中村部屋に所属し、ことし5月場所は自身最高位の幕下九枚目で2勝5敗の成績を残した。今回、いとこの結婚式で帰郷したのに合わせ、さくら琉舞衣裳店を訪れた。
同店で2着の着物をあつらえた宮城は「とても着心地が良く、沖縄伝統の絣柄が気に入っている。部屋の力士も注文していて、人気がある」と話した。同じ中村部屋所属で、十両昇進が決まった那覇市出身の嘉陽(24)=本名・嘉陽快宗=も同店で着物を注文しているという。
同店には、宮城に会おうと多くの客が詰めかけた。一緒に写真に納まったりして大喜びだった。(与古田徳造通信員)
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