パリオリンピックの開幕まであと3週間。
広島ゆかりの選手たちも代表に選ばれていますが、東京に続いて2大会連続の”夢舞台”に立つ水球・高田選手の思いに迫りました。
前回の東京大会でオリンピックに初出場し粘り強いプレーを見せた広島市出身の高田充選手。あれから3年。
2大会連続で代表に選ばれ本番に向けて練習に励んでいます。

《VTR》
【高田 充選手】
Q:2大会連続での選出というのは何か自分の中での感じ方や前回大会と違う部分はある?「今大会はどちらかというと主力で使ってもらっていることが多いので、自分がどんどんプレーしていくことで勝利につながるのかなと思っている」

東京オリンピックの後、海を渡り水球強豪国・ギリシャのクラブチームで腕を磨いたという高田選手。

【高田 充選手】
「東京終わるまでは海外でプレーしたいなという思いはなかったが、相手がヨーロッパが強豪国ばかりなのでヨーロッパの水球の考え方というのを自分自身肌で感じたいなというのがあり、オリンピックでメダルが取りたいという思いがあって、自分も成長しないといけない、海外挑戦が一番早いのかなと」

小学3年生の頃に水球と出会い高校・大学・日本を代表する選手になってからも人一倍重ねた、努力…。
今大会では豊富な運動量を武器に”守備の要”として活躍が期待されていますが、日本代表も去年秋のアジア大会で53年ぶりの優勝を果たすなど強さを見せています。

【高田 充選手】
「日本代表のチームでいうとカウンターアタックやスピード感のあるオフェンス。僕個人でいうと得点する選手ではないので、ゴール前でデカい選手につかまれもまれとやっている中、ディフェンスしている姿を見てもらいたい」
Q:日本代表強い?
「いま相当強いと思います。本当に世界で戦えているので、もう1歩、どうにかうまくいけば決勝トーナメント出場も夢じゃないしメダルも狙えると感じている」

《スタジオ》
高田選手、東京オリンピックの前にも取材をしたんですが、当時と比べて精神面とか、経験を活かして行きたいということです。

【コメンテーター:元カープ・安部友裕さん】
「野球でも、クライマックスシリーズ、日本シリーズ、世界大会などの修羅場や場数を経験することで、周りの信頼や説得力が全然違う。そういう意味でも精神的支柱として日本チームを引っ張っていってほしい」

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