22試合を終え10勝8分4敗の4位と、プレーオフ進出圏内をキープするベガルタ仙台。身長183センチ、空中戦勝利数リーグトップのFW梅木翼が、同じプレーオフ出場を争うライバルJ2山口からの加入。さらに、J1横浜FマリノスからJ通算198試合出場のベテラン實藤友紀が、新たに合流した。
リーグ後半戦を戦い抜いていくにあたり、新たに加わった2つのピースはチームにどんな化学反応をもたらすのか。3日、練習初日を終えた2人に話を聞いた。

■J2・レノファ山口から加入 梅木翼選手「自分の成長につながる」
―初練習の感想は
初めての移籍だったので、不安やワクワク感はありましたが、選手スタッフ含めてすごく温かく迎え入れてくれたので、楽しくできたかなと思います。

―ライバルからの移籍。決め手は
自分の成長を考えたときに、仙台でプレーすることが、自分の成長によりつながると思ったので、移籍を決断しました。

―自身の持ち味について
まずはポストプレー。高さの部分は僕が出せる特徴だと思うので、そこを出す。
フォワードなのでゴールも求めてやっていきたいと思います。

―宮城、仙台の印象
スタジアムの雰囲気だったり、サポーターの仙台に対する愛だったりっていうのは、
すごく温かくて、強い気持ちがあるなっていう風には感じています。

―意気込みを
個人としては、少しでも早くピッチに立つことが目標。チームとしては自動昇格、プレーオフに進出することを目標に頑張りたい。

■J1・横浜Fマリノスから加入 實藤友紀選手「チームに貢献したい」
―初練習の感想は
モチベーションの高いチームですし、インテンシティも高くてホント素晴らしいチームだと思いました。

―自身の持ち味について
スピードや、DFラインの統率、周りを動かせるところは自分の特徴です。あとはセットプレーからの得点も持ち味だと思うので、チームに貢献したい。

―監督から何か言葉は
チームとして競争が大事になるということを監督から言われているので、今自分にできることを全力でやるだけと思っています。

―マリノスでタイトル獲得の経験、どうチームに還元するか
タイトル取った時もそうなのですが、日々のトレーニングなど、1人1人が責任を持ってプレーする。タイトルを取るチームはその部分がしっかりしていると思います。すでにこのチームにそこは備わっていると思うので、突き詰めてやっていけば、必ずタイトルを手にできると思います

―今シーズンの目標は
マリノスから期限付き移籍で加入させてもらって、自分の力を出したいですし、力になりたいと思っている。まずは一日一日のトレーニングからそういう姿勢を出していきたい。

※両選手は、7月14日の明治安田J2リーグ徳島戦以降に公式戦出場が可能となる。

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