モントリオール五輪(1976年)以来、男女ともに自力でパリ五輪出場を決めているバスケットボール日本代表の壮行イベントでフォトセッションのポーズをとる宮崎早織(中央右)と富樫勇樹(同左)=東京・有明アリーナで2024年7月3日、和田大典撮影

 パリ・オリンピックに臨むバスケットボール男女の日本代表は4日から東京・有明アリーナで海外チームと強化試合を戦う。これを前に3日、同会場で「日本一丸イベント」が行われ、女子は代表、男子は代表候補が登壇し、約300人のファンを前に強化試合や五輪への抱負を語った。

 選手たちはトークショーやファンとの交流で、コートとは違う一面を見せた。子供から3点シュートを1試合で「何本決めますか」と聞かれた男子の河村勇輝(横浜BC)は「3本入れたい」。ただ、米ネブラスカ大を卒業し、3点シュートの名手である「富永(啓生)は5本入れます」とも付け加え、場内の笑いを誘っていた。

ニュージーランドとの強化試合を行うコートで練習するバスケットボール女子日本代表主将の林咲希=東京・有明アリーナで2024年7月3日、和田大典撮影

 パリで2大会連続のメダルを目指す女子の恩塚亨監督は「選手たちは世界を驚かせるプレーをしてくれる。金メダルを取るためにチーム一丸で(ファン)に勝利を届けたい」と意気込みを語った。【高橋広之】

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