女子サッカー・なでしこリーグ1部。ヴィアマテラス宮崎は30日、リーグ中断期間に入る前の最後の試合で勝利を飾りました。
なでしこリーグ1部、トップを走るヴィアマテラス宮崎は、リーグ7位の静岡SSUボニータとホームで対戦。リーグ戦中断前の最終戦ということで、スタジアムには2000人近いサポーターが駆けつけました。
(サポーター)
「ヴィアマらしいサッカーで落ち着いて勝ってほしいのと、キャプテンの嘉数選手が冷静な判断をしてくれるのを期待です」
「ヴィアマテラス前半最終戦頑張るぞ!」
試合は、序盤からヴィアマテラスが主導権を握ります。
前半6分、齊藤が中央から抜け出しシュート。ここは、惜しくもゴールなりません。
前半30分、ゴール前でパスをつないで島田がクロス。齊藤のヘッドはわずかにクロスバーの上。
ヴィアマテラスは前半、8本のシュートを放ちますが、得点できず。0対0で前半を折り返します。
後半に入っても、ヴィアマテラスは静岡ゴールに迫ります。
すると後半18分、コーナキックからのこぼれ球にリーグ得点ランキングトップの齊藤。先制点を奪います。
さらに後半29分、齊藤がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。キッカーは嘉数。しかし、キーパーに止められ、追加点を奪えません。
すると後半39分、静岡にゴールを許し、同点に追いつかれます。
勝ちにこだわるヴィアマテラスは試合終了間際、齊藤がキーパーの頭上を越える技ありのシュート!エースが勝ち越しゴールを決めます。
試合はこのままヴィアマテラスが静岡を2対1で破り、3試合ぶりの勝利。リーグ首位を守りました。
(齊藤夕眞選手)
「会場で応援してくれるみなさんと一緒に試合に臨みました。ヴィアマテラスに関わるみなさんと一緒に優勝目指して頑張ります」
(嘉数飛鳥キャプテン)
「中断明けからギアを上げて、7連勝するつもりでやっていかないといけないと思いますし、その中でも私たちはチャレンジャーということを忘れず、泥臭く最後まで走るところをみんなに見せられるようにやっていきます」
なでしこ1部リーグは、7月から2カ月間の中断期間に入ります。ヴィアマテラス宮崎の次の試合は9月1日、ホームで愛媛FCレディースと対戦します。
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