サッカーJ2・モンテディオ山形は、6月30日、アウェイで秋田と対戦し、3対0の完勝。9試合ぶりの複数得点で5試合ぶりの勝利を手にした。
秋田とのダービー「奥羽本戦」、前回ホームで0対2で敗れた借りを返したい山形。
前半14分、スローインからつないで受けた國分が披露したのは、「ここは止められない」というコースを突いた高い技術! 國分の巧みなコントロールショットで山形が先制する。
追加点を挙げられるかが大きな課題の山形、25分、イサカのクロスに吉田が頭で合わせるもキーパー正面。
前半は1対0。
後半20分、セットプレーが強い秋田のコーナーキック。触らなければ同点というあわやの場面を救ったのは吉田。流れを渡さないビッグプレーが出た山形は、その5分後。
ゴールキーパー・後藤雅明のフィードを高橋が競り勝ち、抜け出したのは途中出場の坂本亘基。山形待望の追加点!
さらに3分後、今度は高江のフィードから、イサカが抜け出す。中に切り込んで合わせたのはまたも坂本。
雨が強まる中、シンプルに相手の裏を突く攻撃が得点につながった。しっかり仕留めた坂本も見事!
山形の1試合3ゴールは3月の第2節・栃木戦以来20試合ぶり、複数得点は9試合ぶり。
アウェイの奥羽本戦はきっちり借りを返す完勝で、山形は5試合ぶりの勝利を手にし、順位を12位に上げている。
(MF#14・坂本亘基選手)
「試合前から地上戦・空中戦ともに球際で負けないという話をしていて、そこを前半からうまく体現できたことが勝ちにつながったと思う」
(MF#25・國分伸太郎選手)
「本当に厳しい相手というのはわかっていたが、とにかくみんなが約束事やチームとしてやることをしっかり体現してくれた。ここから本当に上昇していくきっかけになる試合だったと思う」
山形の次節は7月6日、ホームで19位の栃木と対戦する。
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