週末のJリーグ、静岡県勢は明暗が分かれる結果となりました。J2・清水エスパルスと藤枝MYFCはそろって勝利した一方、J1・ジュビロ磐田とJ3・アスルクラロ沼津は共に敗れています。

磐田はシュート数で圧倒され完敗

前節ヴェルディに完勝したジュビロは浦和と対戦。

前半13分、ジャーメインが運び平川がシュートするもキーパーにはじかれます。

ところが、その後は浦和に主導権を握られます。

守護神・川島が再三の好セーブでピンチを凌ぎますが、シュート数で5対22と圧倒されて結局3点を失い完敗。課題が浮き彫りとなりました。

清水は上位対決を制し連敗脱出 

直近の2試合で連敗し3位に後退したJ2・清水エスパルスは岡山との対戦。

上位に留まるために負けられないゲームで、そのプレッシャーを払拭したのはカルリーニョスでした。

前半20分、原からのクロスを受けて強烈に右足一閃。ネットに突き刺し先制点を奪います。

前半終了間際に同点に追いつかれたものの、後半開始直後に波状攻撃を仕掛けまたもカルリーニョス。今季初の複数得点でチームに弾みを付けます。

さらには交代出場の選手が躍動。

後半34分、北爪と矢島のコンビで右サイドを攻略し、難しい角度から矢島が右足で叩き込みます。

その後も北川・山原らがゴールに迫るものの追加点とはならず。

それでも3対1の勝利。ホームでの連続”負けなし”記録を10に伸ばしました。

矢島慎也 選手:
チームとしてホームで勝つことを強調してやっていた。勝てて良かった

カルリーニョス ジュニオ選手:
日々やれることを継続してやる、正しい判断をする、チームのために献身的に戦う、そうした姿勢を保ちながら的はひとつだけ(優勝)。そこを目指してやっていきたい

藤枝は逆転勝利で連敗脱出

J2・藤枝MYFCは群馬とのアウェー戦。先制点を奪われるも後半に巻き返します。

18分、西矢のコーナーキックから鈴木翔太がヘディングシュートで、まずは同点とします。

さらに終了5分前、梶川のパスを受けた西矢が目の覚めるようなロングシュートを決め、絵に描いたような逆転勝利で連敗脱出です。

沼津は横浜に惜敗

また、J3・アスルクラロ沼津はYSCC横浜に1対0で敗れています。

磐田16位 清水3位・藤枝11位 沼津2位

それでは順位です。

J1・ジュビロ磐田は勝ち点23のまま16位にランクダウン。

J2・エスパルスは3位のままですが、勝点は1位・長崎の47に次ぐ46で、2位・横浜FCと並びました。

藤枝MYFCは27に伸ばし11位に上がっています。

J3・アスルクラロ沼津は31と変わらずで、2位を死守しました。

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