男子走り幅跳びで7メートル95をマークし優勝した橋岡優輝。パリ五輪代表に決まった=デンカビッグスワンスタジアム

 パリ五輪代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権第3日は29日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われ、男子走り幅跳びは参加標準記録を突破済みで東京五輪6位の橋岡優輝(富士通)が7m95(追い風参考)で優勝し、日本陸連の選考規定を満たして2大会連続の代表に決まった。

 女子5000mはパリ五輪代表の田中希実(ニューバランス)が15分23秒72で3連覇した。女子100m障害準決勝で福部真子(日本建設工業)が五輪参加標準記録(12秒77)を突破する12秒75をマーク、田中佑美(富士通)らとともに30日の決勝に進んだ。

女子100メートル障害準決勝で12秒75をマークし、ガッツポーズする福部真子。パリ五輪の参加標準記録を突破した=デンカビッグスワンスタジアム

 男子110m障害準決勝は日本記録保持者の村竹ラシッド(JAL)が13秒14の全体トップ通過。400m障害で代表に決まった豊田兼(慶大)は太もも裏の違和感で棄権した。

 男子100m準決勝は柳田大輝(東洋大)桐生祥秀(日本生命)坂井隆一郎(大阪ガス)らが通過、決勝へ。同400m予選は佐藤拳太郎(富士通)佐藤風雅(ミズノ)らが突破し、決勝に進んだ。(共同)

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